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マリオ真章224

「なんなんすか、あの態度」
ミヤモトは、閉まるドアに冷めた視線を向ける。
「あんなんで、後方支援が務まるんですか?」
「それを言われると、隊長としては辛いな。根っこは悪い人間じゃないはずだけど、戦闘支援は出来ないからね。点 数を稼いで上に行きたい連中には、訓練生でも戦闘に参加しているのが気に食わないんだろう」
「そんなもんなんですかね」
ミヤモトは、苦虫を軽く噛み潰したような表情をこちらに向けた。
「例外もあるだろうから、全部とは言えないけど、どこの部隊も同じじゃないか?」
「ふーん」
ミヤモトは、力のない声で答えた。
「で、その話はもういいんですけど、書類にハンコだけもらえます?」
「書類?」
「これです」
ミヤモトは、「始末書」と殴り書きされた封筒を差し出した。
「始末書? 何の? というか、なんで僕に?」
「グリーンバーグのおっさんが、俺の首が飛ばないように、誰か代表で始末書を書け、っていうもんで。みんな<ブーツ>に載ったのに、誰も書こうとしないんで、自分が書かされることになったんです」
「そうか。それは災難だったね。ハンコ、ハンコ......」
オーバーオールのポケットに手を突っ込むが、ハンコらしきものに出会わない。
「すまない。ハンコは多分、ブリッジだ。一緒に来てもらってもいいかな?」
「いいっすよ。というか、元々そのつもりでしたし」
「そうか、ありがとう。高橋」
  高橋の方へ顔を向ける。
「行こうか?」
「あ、はい」
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ども。仮面ライターです。
趣味で文章を書き続けて8年くらい? の学生です。
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