龍馬伝、全く見てなかったんですが、最期の最期、最終回だけ、ちょびっと見てしまいました。
で、やっぱり申し訳なさと哀しみが湧いて来ました。
志があれば、誰でも役人になれる、と。政の中心、◯◯◯には、誰かじゃなくて、「みんな」が入ると、龍馬が言うちょりました。
哀しいわぁ。今の政治の中心にいるのは、自己保身だけの志の全く見えない連中だけぜよ。
国の形を変えるためにどうするか、ちょっぴり考えてみました。
第一に、政治は若者(せめて現役世代である40代くらいまで)に任せる。
50を超えた人たちに任せてても、国は動かない。若者がなりたい職業の第一位に「政治家」がくるよう、魅力的な仕事にして行くことと、若者の意見でどんどん国が変わって行くようにした方が、活気があっていい。
街頭演説も、朝から駅前で候補者のやる挨拶も、爽やかになりますよ。新しい時代を作るのはやはり老人ではなく若者。その舞台作りをしてあげないと。
第二に、立法と行政の完全な切り離しをする。平たくいえば、国務大臣の選出と国会議員の選出を完全に分離し、兼業を認めないようにする。
そうすることで、党利党略を全面に押し出した組閣はできないし、そのポストに本当にふさわしい人を選出できる。(人事掌握を権力にさせないようにして、総理大臣の持つ権限と目的を一つでも減らさせる)
総理大臣の候補は誰々、法務大臣の候補は誰々、と公募して議員とは別枠で選ぶようにしたい。
第三に、国務大臣、国会議員、官僚を国民(から無作為で選出された代表者。選出の過程に人は絶対にいれてはならない。エラーの処理以外は全部機械にやらせる)が査定する。で、ふさわしくないと思った人間はやめさせることが可能になるような制度を作ってみる。
国務大臣はすぐにやめられない場合があると思うので、リコールが成立する査定が出ても、辞めさせるかどうかを国民投票で決める。(もっといろんなことを国民投票で決めるようにしてもいい。憲法改正以外でも、法案などに対して国民の判断を出したっていい)
で,官僚は役職者限定で顔と名前を公表して、どんな人がどんな仕事をしているか把握する。なおかつ、各省庁の仕事ぶりに合わせて予算,人件費を出すようにする。
こうすることで、「いい仕事をすれば給料が増えるし,まずい仕事をすれば辞めさせられる」という意識を、国を動かす人たちに持ってもらいたいんです。
で、国会議員の場合は今の場合じゃ人数が多すぎるので、もっと選挙区の枠を広げて,議員になれる絶対数と立候補可能な年齢制限を引き下げる。そうして、誰が誰なのかをわかるようにして査定をしやすくすると同時に、若くても責任のある仕事が出来て,なおかつやりがいを感じられるといいんじゃないかと。
さらに、二院制を維持するのなら、決定権を持たない「元老院」的な議会を設けて、ややもすると暴走しがちな若者が出した法案について、経験豊富な大人が意見を出し、法案を修正したり、行政についてアドバイスする期間(機関が正しいですね。修正するための時間を持つ、と言う意味では、「期間」でもいいのか)があるとなお良いな,と。
あくまでも自分の妄想ですが、(朝鮮半島の緊張が弱まったら)いつでもできるような気もしてます。
みんなの手に政治を取り戻しつつ、若い力と先人の知恵を組み合わせた国の形に変えて行ってもいいのかなと、思いました。
余談
いつもの通り、無責任な妄想です。根拠もないし、仮説を検証したりしていないので、荒だらけの、ただの思いつきです。
きちんとまとめられれば、いいアイデアになりそうな気がするんですけどねぇ......。
(少なくとも、ジジイやババアが権力にしがみつこうとして、国民不在で罵りあってるような選挙や政治よりは良くなると思うんですけどね)
さらに余談
検察審査会への審議申し立てがある様に、国会審査会や大臣審査会があってもいいですよね。
「こんな法案を作るべきじゃないか」とか、「あの法案・大臣は変えるべきじゃないか」といった申し立てができる窓口があっても良さそう(各政党ではなく、全体に対しての意見を処理する気候がほしいかも)。
発想が自由すぎるかな?
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